企業情報 事業概要 採用情報 お問い合わせ
ソフィア総合研究所の考え方

マイタケの免疫強化作用


新型インフルエンザAウイルスによる感染の拡大は、やや穏やかになりつつあるように思われますが、依然として小中学校の学級閉鎖は続いています。また、ここへきて、当社の社員の中にも感染者が発生しました。今後、冬が深まり、気温と湿度が低下するにつれて、さらに感染が広がるものと予想されています。

最近の専門家の意見では、現在の新型インフルエンザAウイルスの毒性は、従来の季節性のインフルエンザウイルスと比べてさほど変わらず、過剰に恐れることは無いとのことですが、乳幼児やお年寄りで何名かの死者が出ていることも事実です。そして、生死を分けるのは、本人が持っている免疫力の強さ、弱さであると言われています。さまざまな原因で、もともと免疫力の弱い人が、インフルエンザウイルスの増殖を抑えることができずに、命を失うことになるようです。ということは、インフルエンザに負けないためには、常日頃から、自分の免疫力を高めておくことが重要ということです。

ところで、最近のテレビや週刊誌で、インフルエンザAウイルスの感染拡大に絡んで、きのこの一種である「マイタケ」に、免疫強化作用があるということが報じられました。今回は、この「マイタケの免疫強化作用」についてお話しします。

私が、マイタケと免疫作用についての記述に初めて出会ったのは、1995年のことでした。米国のアンドルー・ワイル医学博士の著書「癒す心、治る力」の中で、日本におけるマイタケ・エキスの抗ガン作用と免疫強化作用に対する研究について紹介されており、近い将来マイタケのこの分野での利用がより進むであろうとの予測がなされていました。その後、米国では、ガンに対する免疫療法の有力な手段として、マイタケの活用が進められました。もちろんわが国においても、同様の研究が複数の医療機関で進められており、成果が証明されつつあります。

このマイタケが免疫強化作用を発揮する源となっているのは、マイタケに含まれている多糖体の一種「MD−フラクション」です。人間の体内に取り込まれたMD−フラクションが、体内に侵入した異物を破壊する作用を持つマクロファージ細胞や、ナチュラルキラー細胞、LAK細胞、キラーT細胞、ヘルパーT細胞等の働きを活性化します。続いて、これらの活性化された免疫細胞から、ウイルスの増殖を抑える物質(TNF−α)の分泌が促進され、これがインフルエンザウイルスの増殖を抑制することになります。

幸い、日本では、養殖されたマイタケが、スーパーの店頭で潤沢に売られています。日常、簡単に手に入れることができます。インフルエンザ対策の一環として、このマイタケを大いに活用するべきだと思っています。

さて、最後に、マイタケの摂取の方法についてお話しします。マイタケはきのこの一種ですから、通常のきのこの食べ方がすべて通用します。ただし、MD−フラクションを有効に体内に取り込むためには、幾つかの注意事項があります。

まず、MD−フラクションは水溶性です。水洗いは厳禁です。店で売られているマイタケは無菌で栽培されていますので、洗う必要はありません。一方、MD−フラクションは多糖体であることから、調理に際して高い熱を加えることは避けた方がよいといわれています。炒める場合は手早くということです。また、鍋物では、煮汁にMD−フラクションが溶け出しますので、一緒に摂取するように気をつけて下さい。

ちなみに、私の場合は、毎朝50グラムを、軽く炒めた形で摂取することにしていますが、毎朝調理するのは大変なので、週末にまとめて作り、小分けして冷凍しています。電子レンジでチンすれば、手軽に摂取できるというわけです。この毎朝のマイタケ摂取のお蔭か、風邪にもインフルエンザにも罹らず、元気に過ごしています。

皆様も、インフルエンザAウイルス対策の一環として、お試しになってはいかがでしょうか。