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ソフィア総合研究所の考え方

再び力を合わせて荒波に打ち勝とう


新しい年が明けました。今年は、当社にとって明るい希望の年であってほしいと願っています。

昨年、2009年8月末には、マスコミが囃し立てた国民待望の政権交代が実現しました。それから4ケ月が経ちましたが、依然として景況は低迷を続けています。巷では、今年、2010年初頭にも、いわゆる二番底に襲われるのではないかと取り沙汰されています。事態は深刻さを増しているようにも思えます。

振り返ってみますと、今回の危機は、米国のサブプライムローン問題に端を発する証券化商品の価格下落により、2007年8月に起きた仏系銀行BNPパリバ傘下のファンドの経営危機によって顕在化しました。その後、2008年3月の投資銀行ベア・スターンズの破綻を経て、9月のリーマン・ブラザーズの破綻へと連鎖していきました。

この頃から、わが国のマスコミも、国際規模の不況の到来を報じ始めましたが、それに先立つ、3ケ月前の、2008年6月の当社取締役会で説明した「今後の経営方針」の中で、この不況について触れています。その部分を以下に抜粋します。

「最近のマスメディアの報道や専門家の意見等によりますと、近い将来、かなりの景気の落ち込みが予測されるとのことですが、弊社の場合には、弊社を高く評価して下さる顧客を基盤として、現在のビジネスを推進しておりますので、顧客のビジネス環境の変化によって生ずるIT化ニーズの変化、とくに、ニーズの縮小や消滅の影響は、無視できない要素になると考えております。そこで、近い将来に予想される景気の悪化を乗り越えるために、最新の情報に目を配りながら、必要な対策を講じるための検討を幹部社員と始めております。」

今から1年半前にしたこの予測が不幸にも的中し、このあと世界が、未曾有といわれる世界同時不況に見舞われることとなったことは皆様ご承知の通りです。当社も、期の前半は受注がかなり落ち込み、厳しい運営を強いられることとなりました。この時期にこの機会を捉えて、より高い技術の習得に励んで下さいと、社員の皆様にお願いしたこともご記憶のことと思います。

一方では、この機会を活かしての、新しい分野への挑戦も始めました。その一つが「総合健診システム」の導入業務分野です。これについては、昨年末に、初めての受注が決まりましたが、続けての拡大を念頭に、担当する社員の皆様が頑張っています。

もう一つの分野は、ECモールの分野です。最初の挑戦は、株式会社自遊人から受注した「ECモール開発業務」となりました。これについては、その最初のフェーズを昨年11月末に完成、導入しました。これまでのところ大きな問題は発生しておらず、順調に稼働しています。続いて、次のステップの開発が始まることとなっています。なお、この分野では、引き続き、他からも引き合いをいただいており、将来の拡大、発展が期待されています。

このように受注も回復して来ており、加えて、社員の皆様の力を合わせての新しい分野への挑戦も積極的に行っていますので、当社の将来については、私は、全く心配しておりません。

が、しかし、冒頭でも申し上げましたように、わが国の景況は楽観の許されない厳しい状況にあります。私達ビジネスに携わる者にとっては、産業の成長のための政府の戦略が全く見えてこないことに、大きな懸念を抱いています。

とはいっても、どのような厳しい環境の中においても、企業は生き残らなければなりません。存続することが、企業にとっての至上命題となります。幸い当社には、顧客が当社に与えて下さっている高い信頼と評価があります。そして、その高い信頼と評価の基盤となっているのが、当社の社員全員が持つ高い技術力、それによって創り出される高品質の成果、加えて社員全員の真摯で誠実な仕事ぶりです。このことは、昨年初めの社内報でも申し上げました。

今年は、世の中の懸念が的中すれば、かなり厳しい経済環境となります。当社としては、自社の持つ強みを活かし、社員の皆様の知恵と技術力、誠実な仕事への取り組みによって、顧客の期待に応えつつ、この厳しい荒波を乗り越えて行きたいと考えています。繰り返しますが、社員全員がお互いに援けあい、支えあって、この厳しい一年を耐えて、明日のより良いソフィア総合研究所を手に入れようではありませんか。